いよいよ夏が近くなった、ヨットシーズンの到来だ。
2日ほど前は、陽射しが肌に射すような感覚があった。
朝から、若葉を繁らす光が満ち、しなやかな枝を育む風が舞っている。
良いクルージングを予感させる。
今日は、慶応・萩原ゼミの学生4名と元準会員メンバー安富さんの5名がゲスト。
出艇前、若い学生の力を得て、旧ロッカーに保管されていた物を新ロッカーに移動。
ハーバーの新しいクラブハウスのオープンも間近だ。
バースを出発。
艇を風上に立てメインセールを揚げる、予想以上の強風、リーフの準備をする。
アビームで南下、江の島入り口にある定置漁網をやり過ごす。
初夏の海面を渡って来る風は、まだ少し冷たさを感じさせる。
機走から帆走に切り替える、波切音だけが響く世界に入る。
最高のクルージング状況で、飲食が進み、四方山ばなしに花が咲く。
突然風が止み凪に、振れ回る微弱な風に帆を合わせつつ帆走の風を待つ。
暫くして、クルージング可能な南風が艇を西に進める。
ヨットは風と波まかせ、そして人生はようそろ。
昼食に、食べきれないほどの色々な「おにぎり」、キムチ揚げ、サンドイッチ 等が。
大磯沖付近でジャイブし、艇を江の島に向ける。
コンスタントに 20ノット以上の風と大きな白波に押され、艇は7ノットに迫る快走。
アット言う間に江の島に到着。
バースに帰着後、防波堤側のフェンダーを南側にずらして艇との位置を調整。
これで、艇と防波堤との万が一の接触が緩和できる。
おつかれさんの集合写真。
初夏の風を全身に感じて、セーリングを満喫できた一日でした。
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