梅雨前線が北九州から北陸、東北を横切っている。
江ノ島は、晴れ、南の風23ノットの強風、白波も見え、時々大きなうねりの波。
江ノ島を出艇して20分、急に濃霧に襲われる。
視界は、約10m 、いつも見える稲村ガ崎が見えない。
前方の逗子、葉山、後方の江ノ島も見えなくなった。
最悪時は、スタンからバウが見えない程。
もちろん、魚網やマークも直前になるまでは見えない。
風速は25ノットと強風、艇速も8ノット近い、しかし薄日がこもれる気象。
艇の位置と進む方向は、GPSのみが頼り。
全員がウオッチになり、魚網や刺網の浮標に注意を払う。
30分程して、江ノ島のハーバーに戻る。
でも、一時間後に霧は晴れた。
魚網にスクリューを巻きつけ、ダイバーがワイヤーを切断する事故も起きたとか。
自然はいろいろな顔を持つ。
自然と仲良く付き合い、自然から毎回異なる厳しさと楽しみを教わる。
自然を味わえる、ささやかなヨットライフに感謝。